2019年5月のあかいはこのお題は「むらさき」ということで、紫色の本、すみれやカキツバタやら紫色のものが出てくる本を主にセレクトする予定でしたが、紫を基調とした本は意外に少ないことに気がつきました。
そこで選んだ絵本は、和紙をふんだんに使った「お月さん舟でおでかけなされ」「ばけねこになりたい」「お江戸の百太郎」「ちいさなこいのぼりのぼうけん」などです。
私のお気に入り絵本でも「おしいれの中のみこたん」は、表紙の猫が紫なだけ、フランス語の数字の絵本「Touche les chiffres du bout des doigts 」の9の数字でうわーっとブドウの房が出てくるくらいです。どなたかまた素敵なご本があったら教えてくださいね。
工作では、透明プラスチックのコップを2つに重ねてくるくる回す万華鏡を作りました。もちろん、むらさきが条件!
今回、近所に住む中学1年生のお兄さんお姉さん方がたくさん来てくれて、中には、清少納言の枕の草子「春はあけぼの やうやう白くなりゆく山際 少し明かりて紫だちたる雲の 細くたなびきたる」を絵にして再現するお姉さまもいらっしゃり、現代っ子の雅な琴線に触れ、ありありと感動したのでございます。また、普段はシャイでゲーマーな参加者方が「マルラゲットとオオカミ」の絵本を交代で読み聞かせしてくれましたが、ハイクオリティーでびっくり。実は、小学校で読み聞かせボランティアをしていたとのこと。みんな奥ゆかしくも、すごい世界を秘めているんだなあと、子ども達の力を垣間見ることができました。
活動後、私は稚拙なもので、「なまずさんとなすびさんむらさきをさがしに」というお話をひとつこしらえることができ、大満足。またこれが絵本となり、小さな手元からお話が生まれくれたらと思っております。


